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実際の必要に応じて、直訳的手法を使ったり意訳的手法を使ったりする。どちらが良いかと判斷しがたい場合もある。たとえば、
①祥子是鄉(xiāng)下人,口齒沒城里人那么靈便;設(shè)若口齒靈利是出于天才,他天生來的不愿多說話,所以也不愿學著城里人的貧嘴惡舌。
直訳
祥子は田舎もので、町の人間みたいにぺらぺらしゃべる舌を持ち合わせていなかった。ぺらぺらしゃべるということは先天的なものだとしたら、彼は生まれつきロが重いほうだったので、町の人間の薄っぺらなおしゃべりなどを真似しようとも思わなかった。
意訳
祥子は田舎もので、都會の人たちのようにロ上手ではなかった。おまけに生來無ロときているからいっそう始末が悪い。
直訳のほうは、中國語文の意味をかなりまともな日本語で忠実に訳しだすところが高く評価されるだろうと思うのだが、意訳のほうも負けてはいない。日本語の慣用的な表現(xiàn)をこのように使いこなせたので、簡潔さからすれば、むしろこちらのほうが一枚上だといえるかもしれない。
② 仿佛是說只要把小小的家庭整理得美好,那么社會怎樣滿可以隨便。
直訳
各個人がその小さな家庭內(nèi)を立派に治めて行きさえすれば、社會がどうなろうとかまわないんだといっているかのようであった。
意訳
各個人がその小さな家庭內(nèi)を立派に治めて行きさえすれば、社會は期せずしてよくなるものと信じているかのようであった。
一見して、両方の訳にかなりの違いが出ているのではないかと感じるかもしれないが、直訳のほうはもちろん問題ないと思うけれど、意訳のほうも字面の意味を通してかなり似通った意味合いのことを述べているのだと感じられる。
③ 當仆人去,不在行;伺候人,不會;洗衣服做飯,不會!什么也不會,……
直訳
下男勤めはまったく勝手はわからないし、茶店のポ一イという柄でもなし、洗濯もできなければ飯も炊けない。まったく何一つできない。
意訳
下男にでもやろうか、その勝手がわからない、つまり人仕えはできない。洗濯や飯炊きもできない。おれにはなにひとつできない。